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フランスのストラスブールでの純碁活動レポート

フランスのストラスブールで、長年にわたりストラスブール・ルール(純碁)で普及をされているアルベール・フネックさんから連絡があり、最近の活動写真をいただきました。
最初の2枚の写真は最近の学校での活動で撮られたもので、7路盤を使い、ペア碁でみなが打っています。
3枚目の写真は、2017年に欧州ペア碁選手権がストラスブールで開かれた際、同時にイベントとして行われた子供大会の模様です。この大会はアルザス地域圏の建物で開かれました。
いずれも、純碁=ストラスブール・ルールで打っている様子がわかる写真です。
ストラスブールでは以前からこうした学校での活動が行われてきて、初心者指導を受けた子供達の数は数千人にのぼるそうです。
それに引っ張られ、私は「東京ドームで満員の入門大会を開催すること」を目標としています。

以下、アルベール・フネックさんからの活動レポートを、フランス在住の野口基樹さんによる抄訳でお伝えします。
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現在の活動について説明させていただきます。
以前は、純碁=ストラスブール・ルールを通じた初心者指導を、放課後の活動(フランス語で「ぺリスコレール」と言います。日本だと「学童」というのでしょうか)として行ってきました。
この活動を広げ、4年前から、授業時間中の活動、すなわち「算数と囲碁」を組み合わせた活動を優先してきました。この活動は順調にスタートしたのですが(日本も同様の状況かと思いますが)、新型コロナ危機のせいで、残念ながら進捗が滞っています。
現在の計画としては、ストラスブール周辺地域で、約50人の教師と協力してプロジェクトを進めたいと考えており、これは実現可能だろうと思います。そして、各教師が、20~30人の生徒を教えることになり、毎年1000人ほどが囲碁を学べることになると期待しています。

純碁=ストラスブール・ルールを使うのは、碁を打たない教師たちに説明する上で、最も簡単ですし、同ルールならば彼らも簡単に生徒に説明ができるだろうからです。
もう一つ、算数の教育的に見て「最も有益だと思われるルール」だという理由もあります。

その後、こうして囲碁を習った生徒たち向けに大会を開くことを目指しています。これも、授業時間中に開く予定で、生徒たちは普通の授業に出るよりも、大会に参加して喜ぶことでしょう。

コロナの関係などもあり、1000人単位の大会を開くのは無理だろうと思いますが、毎年参加者100~200人単位の大会を複数回開くことは可能と思います。大会は教師がオーガナイズ・監督し、ペア碁を優先する予定です(野口注:これは、ストラスブール市が学校をはじめとして男女平等を推進していることに起因するそうです)。

なぜ、こうしたプロジェクトがフランスで可能か、というと、教育省が、小学校・中学校の算数・数学教育にあたって、ゲームを用いることを推奨しているからです。囲碁のような思考ゲームを実践することで、考える力がつきます。また囲碁(特に純碁=ストラスブール・ルール)が、ほかの思考ゲームに比べて優れている点は、計算の学習にとって完璧なツールであることです。

アルザス地方には、小学校の学区が21あります。私は、5月、6月に、このうちの北部ウィッセンブール(Wissembourg、ドイツとの国境にある)という学区において、教師向けの研修(3時間を2回)を開く予定です。今のところ、20人の教師が事前登録しています。

私共も、王先生のプロジェクトに大変興味がありますので、是非お互いのプロジェクトの進捗状況を定期的に知らせ合えることができれば、と思います。

ストラスブール・ルールで囲碁を打つプラットフォーム(WEBサイト)のプロジェクトも進めているのですが、コロナでやはり遅れているのと、ストラスブールの市政与党が変わったことも影響して、補助金がカットされてしまったため、こちらは困難が予想されます。
※野口さん注:このプラットフォームは、子供達どうしのプライバシーを守りつつ対局できる、ということを重視したもののようです(対局前に、対局する2人が電話連絡してアポをとり、一緒に打つという形だそうです)。

台湾の紀州庵文学館と海峰棋院が純碁入門教室を共催

 王銘琬九段から、台湾での純碁入門教室のレポートが届きましたのでご紹介します。
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コロナで思うように活動できていませんが、ゼロコロナ政策の台湾はやってくれています。
3月30日、日本ゆかりの紀州庵文学館と海峰棋院との共催で、純碁入門教室が開催されました。
皆さん夢中になっている表情を見ると、早く日本でも再開したいなと思います。

八千代市の小学校で純碁指導

 囲碁文化継承の会の山下功会長から、純碁指導のレポートが届きましたのでご紹介します。
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千葉県のボランテイア情報誌に「NPO法人囲碁文化継承の会」を載せているので、思わぬところから子供たちの囲碁指導の依頼が舞い込む。 八千代市立萱田南小から、年間8時間の「日本文化クラブ」の枠を使って、「生徒たちが囲碁を知りたいのですが」と教頭からの話である。
行ってみて驚いた。八千代市の郊外地区に立派な市の総合学習生涯学習プラザが併設され、プールなどは市民と施設を共用利用している。教室はオープンスペースで明るく開放的な作りになっていて、11年前に新築されたモデル小学校である。
生徒20人に45分間で囲碁に触れてもらうには、純碁ルールで対局してもらうにかぎる。
まずは囲碁の歴史に触れてもらおうと、殷代の石の碁盤、正倉院の碁盤、隋代の貴女が碁を打っている壁画、源氏物語絵巻から囲碁を楽しんでいる貴人の絵を観てもらう。
次に純碁7路盤のルール説明とサポーター浅野さんとの模範碁を見てもらい、すぐに生徒同士の対局に移る。30分間でほとんどの生徒は一局打ち終わり、多い生徒は3局打っていた。顧問の先生に「囲碁に興味をもった生徒が囲碁クラブを作ったら声をかけてください」と頼んでおいた。(記・山下功)

シューレ葛飾中学校で純碁指導

 囲碁文化継承の会の山下功会長から、純碁指導のレポートが届きましたのでご紹介します。
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都内のフリースクール中学校で2015年から3年間囲碁指導をして、東京都中学生囲碁大会に参加するようになった。
以来、最初の囲碁授業で1回1時間だけ入門講座を続けている。
去年に続き今年もコロナ禍ながら7月1日に行われた。大雨注意報で参加者が少ないかと思ったが、30数名集まった。
1時間の指導では、純碁ルールが適している。
囲碁の歴史に関する写真パネルを見せた後、マナーとルールを説明して純碁ゲームを始める。
7路盤での純碁は勝ち負けがはっきりし、時間がかからないので数多く対局できる。
生徒たちが夢中で対局しているので、締めの挨拶で「また東京都中学校囲碁大会に参加しよう」と呼びかけた。
二人の生徒とINGOで打つ約束をした。
毎週指導できるボランティアの岩佐さんと伊藤さんに本式ルールでの指導をお願いしたので、囲碁が根づくと期待している。(記・山下功)

王銘琬九段・特別レポート「台湾で純碁入門を実演したテレビ番組」 5/17

新型コロナが流行する直前、台湾のテレビ番組の中で純碁の入門を実演し、数多く放送されました。今回は三つの違うタイプの番組を少し詳しく紹介します。

なぜこの特集を組んだのか、冒頭で話したくなりました。いま日本はコロナで普及活動が大変ですが、台湾と同じように、テレビの一般番組で碁を教えることができるのではないでしょうか。
台湾の芸能人と比べたら、私の知名度はけっして高くありません。それでも「囲碁を打てるようにします」ということで、多くの番組が飛びついて(?)くれたわけです。
日本でも私より人気者を出演させ、「すぐ囲碁が打てる」企画を売り込めば、大いに興味を示していただけるのではないでしょうか。そして囲碁は無限に「その次」があるわけですから、一般の番組の中に常時囲碁を登場させることが可能になります。

台湾はケーブルテレビの普及率がほぼ100%で、リモコン一つで操作しますので、地上波の優位性が日本より少ないと言えます。
また、人気のある番組は複数のチャンネルで放送したり、繰り返し再放送されたりすることもあります。

【單身行不行】
最初に紹介するのは「單身行不行」という番組。日本語に訳すと、「おひとり様は如何でしょう」という感じでしょうか。
「おひとり様」がメインテーマながら、恋愛全般の話題を扱います。
司会者の邱沁宜さんは人気司会者で、番組は彼女に合わせて企画されたような感じです。

「單身行不行」で純碁入門

上の写真は、私が邱さんと純碁を打ち始めるところですが、番組自体はこの配置のように、邱さんが左に座り、その切り盛りで4人のゲストが発言する進行になります。右側の二人はどちらかというとレギュラー、正面の2人はその回のゲストになります。
正味45分ぐらいの番組のなかで理由をこじつけ(笑)、邱司会者に純碁を教えたわけです。蛇足ではありますが、邱さんは碁石を触るのはもちろんはじめてで、そもそもいままで自分が碁を打つことは考えたこともなかったそうです。

「單身行不行」で純碁入門

視聴者も一緒に覚えるということで、碁盤をアップにし、石を取るルールを説明したあと、すぐに対局。言葉で誘導してはいますが、このように邱さんはいいところに打っています。

「單身行不行」で純碁入門

調子にのってもう一枚貼りますが、立派な対局風景が放送されているわけです。

「單身行不行」で純碁入門

最後しっかり石を数えて終局しています。

「單身行不行」で純碁入門

その後、邱さんは囲碁初対局の終局図の写真をFacebookに載せています。
完全にぶっつけ本番だったのですが、番組中囲碁をやっている時間は約12分、「10分で覚える囲碁」の看板どおりだったと思います。
興味がありましたら、番組はこちらからご覧いただけます。

【大雲時堂】
次に紹介するのは「大雲時堂」という番組、こちらは基本的には時事トークの番組です。
タイトルについて説明しますと、日本のテレビ番組「深夜食堂」が台湾でも大ヒットしたため、「〇〇食堂」という命名も大流行りです。
「食」と「時」は台湾では同音ですので、時事番組にかけました。また司会の「李四端」さんはジャーナリストながら、料理にも造詣が深く、この番組はゲストを招き、李さんの料理をいただきながら時事トークをするスタイルで進行します。

「大雲時堂」で純碁入門

番組はこのようなセット(写真上)になっています。こうなると、おいしいものをいただいている写真も載せたくなりますが、そこは割愛します。
そのうち司会の李さんは純碁の道具を紹介し、純碁タイムとなります。

「大雲時堂」で純碁入門

この番組の製作は気合が入っていて、大盤まで作っていただきました。その上でルールを説明、対局を始めるのはお決まりどおりです。

「大雲時堂」で純碁入門

李司会者は自分で白を持ってしまったので、それもよかろうと私の先番ではじめました。彼ももちろん囲碁は初めてですが、取ることについてのみ込みがよく、ご覧のようにすぐ3子を取りにいっています。
この番組は製作側が作った石数が足りず、残念ながら終局まで打てませんでしたが、李さんはゲームをよく理解できたようでした。もちろん司会者よりも視聴者に理解していただくのが目的ですが、番組側が字幕などを入れたり、見る方も打てる気になったではないでしょうか。
このように一本の番組で時事トークして、料理を食べながら紹介し、囲碁の入門もできます。
番組はこちらからご覧いただけます。

【名人書房】
最後に紹介するのは「名人書房」。タイトルどおり、読書番組です。ちょうど私と妻の両方とも台湾で本を出版したところですので、この番組に出る大義(?)は十分です。この番組が録画された場所は「欒樹下」という名の読書喫茶で、そこで純碁講座を数回開催しています。店の中は純碁セットが常備され、純碁なら従業員が相手をしてくれます。
この番組は最初から純碁対局になりました。というのは、私の新刊は「純碁盤石と手引書のセット」だからです。日本の幻冬舎純碁セットは玩具あつかいですが、台湾ですと本が入ってますので、書店で本の扱いになります。

「名人書房」で純碁入門

編集が入りまして、1分ぐらいで対局終了となりましたが、終局場面をお見せし、「石数が多い方が勝ち」を伝えることができたと思います。
司会の詹慶齡さんはこの後、純碁アプリでかなり高レベルまで進んだと聞いています。

「名人書房」で純碁入門 「名人書房」で純碁入門

番組はこちらからご覧いただけます。

というわけで、どんなテレビ番組でも、そこで囲碁入門を教えることができたことを紹介させていただきました。
恥をしのんで(笑)特集したのは、日本でもこのようなことは必ずできる、と思うからです。短い時間の中で楽しみながら、誰もが囲碁を理解できるのです。
いま囲碁を楽しんでいる私たちは「純碁が打てれば、囲碁が打てる」、そう考えることができれば、囲碁の敷居がなくなります。そしてその後の楽しみ方を用意すれば、囲碁人口を増やすのはむずかしいことではありません。
「だれもが囲碁が打てる社会」、その道筋はできています。


王銘琬九段・特別レポート「台湾でいま行われている純碁講座」 5/17

台湾にはコロナ前に何回か純碁の紹介に行きました。
その結果、純碁の良さを理解していただき、いま自ら純碁講座を行なっているところが三つあります。
まず「紀州庵文学森林」です。こちらは台北市の文学館にあたるところ、名前からわかるとおり、紀州とゆかりの建物も文化財として保存し、活用しています。ここで私が純碁講座を行ったとき、囲碁を知らない職員が覚えて、自分から純碁教室を開催するようになりました。

紀州庵文学森林での純碁講座

上は今年(2021年) 2月24日に行われた講座、地域密着型を目指していますので、参加者は近所の高齢者が多い。また世代交流もメインテーマですので、親子や孫世代の参加も大歓迎です。

紀州庵の講座は昨年から今年5月までほぼ月一回やっています。台湾でコロナ陽性は一日ゼロか、出ても数人まで、電車、スーパー売り場などのパブリックスペースではマスクが必要ですが、それ以外はほぼ平常運転(※)です。
※:5月中旬頃から新型コロナの感染者数が増加したため、現在とは状況が異なります。

次は「海峰棋院」です。
海峰棋院は囲碁の向上、普及を目的とする組織。プロ棋戦から普及活動まで多くのイベントを主催、または協力しています。いち早く純碁に関心を持っていただき、講座を見学したり、人的応援をいただきました。
下の写真は台湾のお寺の門前広場で純碁講座が行われたときのものです。スクリーン、大盤、録画などの応援をいただいています。

台灣省城隍廟純棋會(及大三元晚宴)

昨年秋ごろから自主的に純碁講座の開催にのりだしました。
月一回で開催していましたが、今年に入ってコロナの影響もあり、二カ月に一回ぐらいになりました。場所は「文学森林」を借りてやることが多く、下の写真2点はその風景です。
棋院ですから、教える人に事欠くことがなく、イケメンの先生が教えたり、「文学森林」の講座とは違う内容になっています。

海峰棋院の純碁講座 海峰棋院の純碁講座

あとは花蓮にある東華大学です。
東華大学とは囲碁AI「GoTrend」の開発仲間になりますが、大学の研究室を主宰する顔士浄教授はもともと普及の方にも大いに関心があります。
花蓮では私が2018年に200人の「親子純碁講座」を行っています。
それから単発ながらお子さんや高齢者の集まりでは時々純碁を教えています。
下の写真二枚は今年3月27日花蓮で行われた「小学囲碁営」(小学校囲碁キャンプ)設営、講座の風景です。

小学囲碁営(小学校囲碁キャンプ) 小学囲碁営(小学校囲碁キャンプ)

台湾の一般囲碁対局は、大半は日本と同じ日本ルールを使っています。それでも多くの方に純碁に賛同していただいて、実際入門に使っている現状はとてもありがたいことです。
もちろん純碁で打てるようになっただけで、みんな囲碁ファンになるわけではありません。その後対局や指導を受けられる環境があって、囲碁がどんどん面白くなっていきます。
純碁から入門しても内容は碁と同じですから、棋力があがれば、必ず地がわかるようになり、そうでない方と同じように打ちます。つまり棋力がつけば解消する問題なのです。そしていままでの入門、初級も同じように、対局するための棋力の問題があります。
初心者が対局を楽しむためには終局ができないとならないし、そのためには大雑把ですが15級ぐらいの棋力が必要です。そこまで初心者は辛抱するよりありません。
純碁から入門しても、15級ぐらいの棋力になれば、同じような碁を打つわけですから、純碁から入門することで、悪影響や心配などないことがわかります。

純碁は囲碁の敷居をなくし、間口を広げ、自立するまでの期間を楽しめるようできます。純碁による入門が普及すれば、囲碁人口の増大に必ずつながることでしょう。


有楽町で「超初級講座」を開催

 2020年11月15日(日)から6週連続で、王銘琬九段による「超初級講座」が日本棋院有楽町囲碁センターで開催されました。同教室の模様を、王九段のレポートでお伝えします。
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昨年10月まで、日本棋院有楽町センターでの純碁入門講座が行われました。
その続きとして、「超初級講座」が11月15日~12月20日(日)に6週連続で行われました。
入門講座の参加者から「もっと続けたい」という要望を受けてのことですが、その一方で「ルールは分かるが対局にまだ自信がない方」という一般の参加者も募集しました。
純碁から覚えた方とそうでない方が一緒に対局できることを実証できるチャンスでもあります(いままでも多くの方が純碁で入門し、普通に囲碁ファンになっていますので、実証済みではありますが)。

第1回の講座は参加者13人でした。そのなかに一人一回だけの方がいらっしゃいました。
入門講座から6名参加されましたので、純碁から入門の割合がちょうど半分になりました。

有楽町で「超初級講座」を開催

純碁からの入門組は、最後に9路盤対局していますので、この講座では純碁のことはふれないようにし、一般組とまじって最初から普通に「地の対局」をしました。
一般から参加された方6名は当然ながら棋力に幅が少しありました。
対局しても問題ない方は2名ぐらいいましたが、あとはやはり「対局に自信がない」ということでした。純碁から続いている組も似たような状況です。
そのため、対局に自信がない方はまず私と対局し、自力で対局できる方たちは交流対局していただき、あとで私が指導碁ということにしました。
2時間の振り分けはだいたい
 講義30分、 6面打ち30分、休憩10分、アドバイス・まとめ20分、6面打ち30分。
こんな感じで、6回通してさせていただきました。最後の「まとめ」を指導碁の前にしたのは、対局がのびてもいいように、という理由からです。

有楽町で「超初級講座」を開催 有楽町で「超初級講座」を開催

対局はすべて9路盤、1回目のわりには、まとまったかと思います。
交流試合が熱戦になり、休憩時間に食い込み、全教室が観戦するようなこともありました。
純碁からのもちあがり組は「地は石の貯金箱、その数を比べるだけでいい」ことを再確認できたと思います。
唯一の誤算は、コロナ対策のため、盤の距離を大きくとりましたので、9路盤6面打ちでもけっこう疲れたことです(笑)

2回目は石の連結を中心に、その後、毎回重点テーマを決めて講義しました。そして講座の目的は「自信もって対局できること」ですので、終局について、毎回多くの時間をさきました。
左下は2回目の写真。3回目は「眼形」(写真中央)について、4回目は「ナカデ」(写真右)について、それぞれ講義しました。

有楽町で「超初級講座」を開催 有楽町で「超初級講座」を開催 有楽町で「超初級講座」を開催

そして5回目から13路対局(写真左下)をしていただくことができました。
6回目は対局しながら終局の最終確認、最後の一局は早く終わった皆さんが観戦して終わりになりました。

有楽町で「超初級講座」を開催 有楽町で「超初級講座」を開催

講座では対局を通じて
 1.着手は自分と相手とのグループの接点に向かおう。(最後のダメツメにしても同じこと)
 2.簡単な攻め合いさえ分かれば怖いことはない。
この二つをアドバイスしました。
最後には皆さん対局できる自信がつき、なんとかこの講座の目的を達成できたかと思っています。
とは言っても、いまの囲碁事情では、いきなり碁会所の門をくぐるのもハードルが高いので、あとはその後13:00から同じ場所で開催されている「楽翔会」で打てるようにお願いしました。

残念なのは、途中からコロナの事情が厳しくなり、参加者に影響してしまいましたが、それでも最後は6人来ていただけました。
また、有楽町囲碁センターの森岩さんには設営から途中の指導など手伝っていただき、大変助けられました。この場を借りて心からお礼を申し上げます。

最後のまとめになりますが、コロナの悪条件下で、いろいろ普段通りとはいかないですが、
 ☆純碁から入門しますと、12回の講義で13路盤が打てるようになることが分かります。
 ☆参加者は女性が多数を占め、女性が囲碁を覚えるモチベーションが高いことが分かります。

安心して自力で対局できる道筋を提示できれば、囲碁人口を大きく伸ばすことができます。囲碁の敷居をさげ、「純碁で打てるなら囲碁が打てる」とするのが、一番効果のある方法に違いありません。


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